サッカーは遅効性の毒か何かですか?

9/30に行われたセレッソ大阪VS湘南ベルマーレの試合を見に行ってきました!

アイナナとサッカー、双方の界隈で大きな反響があったので、私も感想を書こうかなと。

時系列順に書いていくことにします。

 

※この記事はアイドリッシュセブンメインストーリーのゆるっとしたネタバレを含みます。ガッツリしたネタバレはありません。

セレッソを応援していたのでセレッソ寄りの視点で書いています。

TwitterXの投稿は本垢とアイナナ垢の両方を混ぜて載せています。

※アイナナのオタクがサッカーファン向けに書いたものになります。

 

もくじ

  • 前置き
    • プロフィール
    • アイナナ歴
  • 本題
    • 情報解禁日の反応
    • 8月半ば、予習開始
    • 9月下旬、当日の予定を立て始める
    • アイナナ8周年記念日や試合当日に向けての期待
    • 試合当日
    • 帰宅後、荷物整理とXでの反応のチェック
    • そして今に至る
  • まとめ
  • おまけ(布教)
    • 永遠性理論 - 2ndライブ「REUNION」ダイジェスト内
    • SILVER SKY - 1stライブ「Road To Infinity」ダイジェスト内
    • NO DOUBT - 公式MV
    • RabbiTube - 2020年誕生日企画
    • グループPV - 劇場版ライブ「BEYOND THE PERiOD」
    • Second BEAT! 第1話 - アニメ「アイドリッシュセブン

 

前置き

まずは私について、軽く自己紹介。

プロフィール

  • 大阪在住。
  • 小さい頃は長居公園で遊ぶこともあり、スタジアムに行ったことはないものの長居は馴染み深い場所。
  • 2次元沼に生息しているオタク。
  • 最近2.5次元沼にも出没するようになったが、相変わらず声優と舞台俳優以外のタレントにはあまり興味がない。(友人にSnowManを布教され少し気になってはいる)
  • サッカーはミリしら。体育の授業などで軽く触れてルールを緩く知ってる程度。
  • もちろん試合に行ったこともない。大阪にセレッソとガンバの2チームがあることは知っていた。
  • 選手についてもほぼ知らず、ニュースでワールドカップの話題になった時に時々目にするくらい。

 

アイナナ歴

  • 2021年夏に1期からアニメを履修し3期1クール目のTV放送に追いつく。
  • その後原作を落とし、年末までに原作4部まで読破。それ以降のゲーム展開は全てリアタイ。
  • ライブの円盤は全て揃えた。配信やライビュでの参加経験もあり。
  • ムビナナ参戦回数も、コラボの情報解禁日(2023/8/9)までに既に2桁に到達済み。
  • 一織担、虎於が2推し。でも結局16人箱推し。
  • Re:valeに関して言えば、最初は千推しだったが百にも落ち、どっちも好きだし箱でも推すようになった。

 

こんな感じ。Re:vale担ではありませんが、試合には行ってみたかった人間です。

 

 

本題

情報解禁された8/9から、試合当日の9/30を通り過ぎて10月上旬までを振り返っていきます。

 

情報解禁日の反応

「リヴァライ発売おめでとー!」から始まった1日。

“大神万理の誕生日(9/8)の数字を入れ替えた日”かつ“月日の数字を足して17になる日”というこの日に、Re:vale単独ライブ円盤発売以外の情報解禁が別にあるかもしれないとど う し て 警 戒 し な か っ た ?(後悔)

いつもはしっかり警戒してるんですよ。大抵空振るんですけど。

 

17:10、運命のツイートポスト。

公式のポストは通知をつけているけれど、その時はスマホをあまり触れない状況で、通知も切っていたため残念ながらリアルタイムで知ることはできませんでした。

そして気づいたのが18:30、@出先。

ロック画面で通知を見た瞬間の私「スッッ!?!?!?(息を吸う音)」 

さすがにビビるって。地元チームだぞ。しかもスタジアム調べたら知ってる場所……。

状況をよく飲み込めないまま帰りの電車の中でTLの反応を軽く見た後、セレサポさんを中心にアイナナに興味を持ってくれた方々を囲い込みフォロー。

情報収集のためにも何人かと繋がっておくといいだろうなというのももちろんありましたよ。

 

それからじわじわと、サッカーが大好きな百の(現実世界での)初のグループ単独コラボがサッカーである、ということの嬉しさが湧いてきました。

しかもコラボサイトでの2人からのコメントで、百は一切匂わせていないのに千が匂わせるというおまけつき。ズルいでしょそんなの。

 

そういう経緯もあり、「行かなきゃ!」と強く思って座席選びを始めました。……めちゃくちゃ時間取られた。

残念ながらサポーターさんたちのアドバイスポストはほとんど見ておらず、ネットで初心者におすすめの席を調べてうんうん唸った末、当日中に南寄りのバックスタンド指定席を購入。翌日発券した。

Re:vale箱推しの私ですが、今回ばかりは地元チームということでセレッソを応援したい気持ちが強かったです。

 

私「1人じゃ寂しいよね……後で一緒に行ってくれるFFさん探そう!」

ということでチケットを2枚購入し、Xで募集をかけたところ、仲良くしてくれてるFFさんが行きたいと言ってくれました。

 

 

8月半ば、予習開始

とりあえずセレッソについて知ろうと思い、公式サイトを見てみることに。サポーターさんが教えてくれたはじめて観戦ガイドのページです。

「知りたいコンテンツをタップ」からトピックも選べる新設設計。

その中でもすごくありがたかったのが、ルールを知ろう」選手をチェック!」オフサイドなんて初めて知ったし、選手についても予習することができました。当日は誰が誰だか気にする余裕がなかったけど。

以下、注目選手紹介をサラッと見た感想です。

  • 清武さん、立ち位置が百瀬に似てない!?
  • 香川真司ってあの香川真司!?私でも名前知ってる人がセレッソ所属だと!?!?(一気に身近に感じるようになりました)
  • 「奥埜は何人いる?」ってwwwどんだけフッ軽なんだ……。

こんな感じ。とりあえず香川真司さんに驚き倒しました。だって数少ない私が知ってる選手なんだもの。

数日かけてゆっくりこのサイトを見ていったあと、YouTubeも見てみ……たかったんですが、結局ほとんど見ないうちに試合当日になってしまいました……。

 

 

9月下旬、当日の予定を立て始める

公式サイトで当日のスケジュールを見た私「なんかいろいろある!?」

いろんな層向けのいろんな企画がある……どうすれば……と困り果てて、Xで「どうすればいいか教えてー!」とポストしたところ、FFさんが何人か優しく教えてくれました。ありがたや……!

この時間にこれがあるから、何時頃行ってどう動いて……と、なんとなーく予定を立てました。

 

 

アイナナ8周年記念日や試合当日に向けての期待

ここから少しサッカーではなくアイナナの話になります。

現在アニメ化されている3部(3期)の次は4部(4期)になるわけですが、4部最初に百が作詞したサッカー大会の主題歌が出てきます。永遠性理論です。

タイミング的に4期確定演出ではないかと期待が膨らみ、8周年記念日(8/20)も控えていたことから「周年記念日か試合当日に4期決定告知来るんじゃ……!?」とドキドキわくわくしていました。

結局どっちも何もありませんでしたね。先日監督が匂わせっぽいことは言っていましたがw

 

 

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「アイドリッシュセブンはリアル」には2つの意味がある

はじめに

初めまして。しょこらあいすと申します。

記事等を書くのは初めてなので、読みにくかったり変なことを書いていたりしたらすみません。

 

それから、この記事に限った(限らないかもしれない)注意点。

主観が入りまくっているにも関わらず、主語が大きくなりがちなので、そこら辺はご容赦ください。

 

 

さて、ここで私が語りたいのは、タイトル通り、

アイドリッシュセブン』はリアルである、という声には2つの意味がある

ということです。

(※後に「IDOLiSH7」の表記も出てきますが、コンテンツ全体を指す時はカタカナ、その中に登場する1グループを指す時はアルファベットで表記します)

具体的にどんな意味があるのかというと、

  1. 2次元アイドルコンテンツにもかかわらず、3次元アイドルのような展開をしている
  2. ストーリー内において、キャラクターの心の動きやそれによる行動が現実的である

この2つ。

マネージャー(作品ファン)の反応や関係者のインタビュー記事などから私が感じ取り、私自身も思ったことです。

同じ「リアル」という単語でも、少し違いがあるよね、と。

以下、それぞれについてもう少し詳しく話をしようと思います。

 

1.2次元アイドルコンテンツにもかかわらず、3次元アイドルのような展開をしている

これは、マネージャーの皆さんも実感していると思います。

新規ビジュアルが公開された時には「描き下ろし」ではなく「撮り下ろし」「撮影」と表現し、3次元の人間をカメラを使って撮影したかのような公開の仕方をしています。

例えば、公式アカウントからのツイート。

 

 

「撮り下ろし」の表現はもちろん、オフショットまで公開してくれています。

オフショットって、カメラで写真を撮って、色味の加工やモザイクをしてすぐに出来上がり!とはいきませんよね。

普通に絵を描くのと同じ工程で、同じくらいの時間をかけて、オフショットを作ってくれているのだと思います。

(そもそも、公式アカウントの名前を“大神万理”としている時点で手が込んでいる……)

 

また、リプトンやヤマト運輸、KOSÉなど、これまでにアイドリッシュセブンは多数の企業とコラボをしたりアンバサダーに就任したりしてきました。

直近で言えば、亀田製菓

七瀬陸が単独でアンバサダーに就任し、地上波で60秒の長尺CMが放送されました。

しかも20時〜21時というゴールデンタイム。

 

ダメだ、可愛すぎる。

マネージャーがこぞって待機し、そうでない人もこのCMを見て七瀬陸やアイナナが気になり始めるのも頷けます。これが七瀬陸の訴求力か。

コラボ先の企業も3次元アイドルかのようにアイドルたちを紹介しているので、余計にリアル感が増します。

 

更に言えば、ムビナナの舞台演出も、お金と技術を頑張ればなんとか現実でもできるかもしれないくらいのギリギリのライン。

2次元はオーバーにした方が映えますが、3次元を意識しつつ、2次元特有のオーバーさも加えています。

衣装も実際に作ったらどうなるか(ステージ上でどう見えてどう動くか)を考えて映像を作ったそうです。

 

こうした、2次元として破綻しないレベルで3次元を追求した表現や展開から、アイドリッシュセブン次元が分からなくなる、境界がいい意味で曖昧すぎるという意味で「リアル」と言われているのだと思います。

 

 

2.ストーリー内において、キャラクターの心の動きやそれによる行動が現実的である

今度はストーリーの話。

アイナナは、「しんどい」と言われる展開が多いです。

その理由の1つが、この「情動や行動のリアルさ」なのではないでしょうか。

 

基本的に、お話というのは起承転結があって、山あり谷ありの展開だから物語として成り立ちます。

その転の部分で谷底に落ちるような作品も少なくありません。何かしら辛い要素がないと、主人公たちが輝いて見えませんから。

それでも最後には克服したり覚醒したりして、それを乗り越えるわけです。

 

でも、アイナナは少し違う。

もちろん、最終的に困難を乗り越えることに変わりはありません。

しかし、何気ない言葉にこそ深いダメージを負ったり、それが忘れられなくて長い間引きずったり、完全に克服することができずにある意味諦めたりする、という現象が度々起こるのがアイナナです。

 

例えば、原作ゲームメインストーリー第2部の、和泉三月が街中でファンの会話を盗み聞きするシーン。

続いて出てきた言葉がなんともまあ、アレでしたよね。

その言葉に三月は傷つき、自信を失ってしまいます。うーん、何度見てもしんどい。

そこから時を経て結局立ち直った三月ですが、第3部で月雲了に悪意たっぷりに同じことを言われ、傷ついた顔をしました。

完全に克服したわけじゃなくて、心の中にしっかりと傷跡が残っている。そこに刃を立てられ、それでも自分を必要とする人がいる限り自分はこのままやっていくのだと、三月は彼に語ります。

傷ついて、立ち直って、それでもまだその傷は傷跡として存在し続けている。

私たちだってそうですよね。完璧に克服できることなんてそうそうありません。

これも、リアルと言われる理由の1つでしょう。

 

それからもう1つ。

人間って、楽な方に流れちゃいたいものですよね。楽な道があるんだったら、そっちを選びたくなりますよね。

アイナナには、そんな「楽な道を選んだ人」も出てきます。ŹOOĻです。それに加えて、月雲了もかな。

自分たちが上がっていくのではなくて、他人を落とし相対的に自分たちを上げる。良くない手法ですが、こっちの方が圧倒的に楽なんだもの、仕方ない。

だから登場時、マネージャーの彼らに対する評価は最悪でした。もちろんこの段階から彼らを好きというマネージャーもいましたが、この5人は多くのマネージャーにとって明確な「敵」でした。今でも嫌い、許せないというマネージャーもいるくらいに。

それでも紆余曲折あって、ŹOOĻは罪悪感を覚え、贖罪しようと決意しますし、月雲了も改心します。

ŹOOĻや月雲了のような、「一歩間違えてしまった人」「楽をしてしまった人」も描いてくれるのがアイドリッシュセブンです。

その上で、楽をしちゃダメだよとしっかり教えてくれるんですよね。

 

 

おわりに

アイナナはリアル。なぜって、次元の境目が分からない展開の仕方と筋の通った心理描写をしているから。

リアルすぎてしんどいけれど、リアルすぎるから嬉しい。それがアイナナの魅力だと思っています。

 

最後に、ここまで書いてきたものは全て私の考えです。主語デカ文にも私の偏見が入っています。

だから、アイナナ界隈全体がこう思っている・感じているとは思わないでいただきたいです。

でも、こういった視点でこれからのアイナナを楽しむのもいいと思います。

……終わり方が分からん。ので、これにて解散ッ!